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保育園で働いてちょうど2年目の夏の出来事でした。

突然の主人転勤の話

愛知県岡崎市へ家族で引っ越すことになりました。

引越しまで1ヶ月とタイトな日程の中



私は小さい頃から絵を書くのが好きだったので

講談社のイラストコンテストに応募していました。

そのタイミングで名古屋の講談社の女性の方から

突然電話がありました。



今度倉敷に行くから絵を数枚描いてきてということでした。


私は日中仕事をしているので、夜子供を寝かしてから

夜な夜な絵を書いて、たしか3枚ぐらい描いて持って行きました。

ドキドキしながら、倉敷の市民会館に行ったと思います。


その女性はキャリアウーマンという感じでとても行動的で

活発な感じの素敵な女性でした。


私が絵を描いて持ってきたことをとても褒めてくださいました。


そしてその描いた絵を見て、

今どんな仕事をしているのかと聞かれ

保育園で食事を作っていると話すと


なんでそんなことやってるの。

美術に関係の仕事をしないとダメだよ



と言われました。

美術館でもなんでもいいから美術を関わる仕事

をするように強く言われました。


そんなこと言われても、山の中に住んでいるし、子供も小さいし

そんな仕事ありません。


と答えると

そうだよね。


そこで

でも今度愛知県の岡崎市に引っ越すんです

と言いました。


そうしたら

だったら名古屋には仕事があるから探しておいてあげる

と言われました。


私はまさか私に仕事を探してくれるとは思っていませんでした。


そして引越しが無事に終わり、数日たったある日

講談社の人から電話がありました。

電話があったことにまず驚きました。

スペインに行ってて連絡が遅くなったということでした。


私は岡崎が名古屋と離れていて子供も小さいので

両親の助けもないので働くのは無理だなと思っていたので

仕事は今はちょっと無理だということを伝えました。



ほんとに私のために仕事を探してくれたことに

感激してしまいました。

そこで、私は自宅で絵を続けると伝えました。

そうしたら

2年間がんばりなさい。2年したらイラストコンテストに

入選できるから

と言われ、

私はその通りにしようと心に決めました。


そしてそれから2年後、2度目のコンテストで

入賞し、東京、名古屋、大阪、での展示と

名古屋での表彰式に招待され、

講談社のあの女性の言ったとおりだったなぁと思いました。


それから目標を決めて達成するということが

できるようになっていきました。

目標をロックして、イメージするということでした。


そしてその次の年も入選して、

イラストックといって

官公庁や業界に配るイタストレーターを紹介するカタログ

への掲載依頼が来ました。

イラストックへの掲載は私の目標で

自分が載せて欲しいと思っても、依頼がないと

載せてもらえないのでまさか依頼が来るとは

思っても見ませんでした。


私はもう舞い上がり、目標を達成したことで

嬉しくてたまりませんでした。


そして掲載ページに載せる絵を何点か描かないと

いけないので、頑張って描いたことを覚えています。


でも私はそこで目標を失ってしまったのです。

その頃私は自分のホームページを作って

絵を掲載していたので、ネットでイラストレーターの友達が

何人かできました。

全国で集まった仲間で原宿でグループ展を

することになり、毎日チャットで打ち合わせをして

次の年の夏にグループ展を開催することができました。

一人で原宿に行って道に迷って大変でしたが

私にとってはとても貴重な体験でした。



なぜかそれから、絵を描くことにだんだん興味を

失っていきました。

今でも絵は好きで、描いてみたいという気持ちもあります。


その数年後、またまた転機が訪れるのでした。

未来の自分が夢に出てくる

突然、私の家を訪ねてきて

現在の自分と話をするという夢でした。


その時の会話はとてもよく覚えています。

未来の私が訪ねてくるのはその時1回だけでした。



そして絵を描くこととまったく違う仕事を始めることと

なるのでした。


つづく